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あなたのその言動、セクハラかも? 40歳以上の男性が読んでおきたい1冊

投稿日:2018年4月20日 更新日:

最近、セクハラ関連のニュースに事欠きませんね・・・・・・。自社で対応してもらえなかった某社の女性記者が、セクハラ被害の話を他媒体に持ち込むなんて、もう苦笑いしかないですよね。

セクハラを報告したら女性の勲章のように言われた

かくいう私も、会社員時代に取引先の部長から太ももを撫でられながら「ホテル行こうか」と言われたことがありました。20代後半に入ったくらいの年齢でした。親睦を深めるために、ただ話やすい人だと思って安心して飲んでいただけに、びっくりしました。

そこですぐ自社のグループリーダーに報告しました。その返事に驚愕しました。

「**社の**部長にホテル行こうかっていわれました。太ももも触られた」

「鈴木、おまえも女として認められたってことだな!あっはっは!」

こんなクソ野郎が自分の上司? ふざけんな! と憤りました。私の中で彼の地位は地獄の底まで落ちましたよ。ホント、他社に持ち込みたくなる気持ち分かります。

これは20年くらい前の話なんで、今はだいぶ変わってるとは思いますが、でもこの程度の認識しかない人は結構いるんでしょうね。その昔ブームになったばかりの女子アナなんて、自分たちの仕事に差し障るから言わないだけで、相当ひどいセクハラ受けてきただろうなって思います。だってテレビで見てる限りでも、自社のコンパニオンみたいなポジションだったじゃないですか。



読んでいただきたい本があります

話がそれました。

おじさんのセクハラを防止するうえで、ぜひおじさん側に知っておいてほしい情報が1つあります。それは

好き好んでおじさんと恋愛(おじさん側からしたらたぶんお金のかからないセックス)したがる若い女性はいないですよ。

ということです。

おじさん側からみたら、同世代以上のおばさんよりも若い女性たちがいつまでも恋愛対象になるでしょう。「それの何が悪い!」 と思うかもしれません。しかしその対象となる女性たちは最初からそういう目で見ていません。ここが問題です。

仮に女性が「今日はステキなネクタイですね」と褒めたからといって、即「あなたに好意がありますよ」「あなたとセックスしてもいいですよ」とは思っていません。むしろ逆です。単にネクタイがステキだから褒めた。会話の切り口であり、場の空気を和ませるためのトークの1つです。飲み会に来たからといって異性として好意があるわけではありません。仕事の延長かもしれません。尊敬する人間としてのまなざしはあるかもしれません。

「お若いですね」と褒めたら、それは「まるで20代か30代の若者のようですね!」という意味ではありません。若くあろうと努力している姿勢を賞賛してるのであって、かならずしも見た目が30代かという意味ではないのです。同年代のおじさんに比べたら筋肉はあるかもしれませんが、実際のところ総合的には相応にしかみえないものです。年齢相応でありながら、その振る舞いがとても洗練されているので年齢を感じさせないという方は結構いらっしゃいますが。

このような自己認識のズレが、社会をにぎわす様々な問題の発端になっているような気がします。

この点について、男性学を研究されている田中俊之先生は、ご自身の著書「<40男>はなぜ嫌われるか」の中でこう述べられています。

嘘だと思うなら、同窓会で撮影した集合写真をよく見てみればいい。極端に年齢の離れた人物が混ざっているような違和感はないあろう。間違いなく1つのグループとして、バランスが保たれている。

さらに。「はじめに」で田中先生は先制パンチを放っています。

女子大生に40歳前後の男性に対して、どのような印象を持っているのかを質問してみた(中略)。好き好んでおじさんと恋愛したい女子大生などいるはずもない。冷静に考えれば誰にでも分かる。どこか腑に落ちない気がするのは、リアリティが現実とズレてしまっているからだ。

これを知らずに必死に女性に近づいていくと、男性側の言動から何が起きるか。セクハラやパワハラではないでしょうか。

田中先生は、ほかにも中年男性が陥りやすい問題について解説されています。当事者としては憤慨するかもしれませんが、自分が無意識のうちにセクハラの加害者として認識される前に、世間からどう見られているのか自分と世間の認識のズレを確認するいい機会ではないでしょうか。

もうすぐ50になろうというおばさんの自分も、女性に置き換えて今改めて再読すべきと思いました。過去に狙ってると勘違いされたことがありますから(苦笑)

 

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