最近笹塚駅前に、ローストビーフ山盛り乗せられるランチがあると知ったわたくし。肉バルブッチャーズ八百八笹塚店でした。ガジェット通信さんにも記事がありました。
【肉】「ストップ!」というまで "ザブトン" を盛り続けてくれる『ざぶ丼』がヤバい! 東京・笹塚ブッチャーズ八百八
見てたら、ローストビーフ食べたくなりました(笑) ランチに突撃するのもいいんですけど、すぐなくなるそうですし、何よりこんなに盛り付けても食べきれない。
以前、猛烈な食いしん坊女性2人とともに、ローストビーフ食べ放題なお店に行ったことあるんですが、途中からおいしさとありがたさとか感じなくなって・・・・・・。むしゃむしゃとむさぼるように食べてる友だちの様子を見ていたら原始時代を彷彿とさせる何かが(苦笑)
そんなこんなで、適量がいいなって思う年齢になっていると感じるわけです。
とはいえ、ローストビーフ食べたい! 作ろう! とサミットに駆け込みました。
買ったのは100g 218円のオーストラリア産牛肉。安い!w このボリュームのいいお肉をクイーンズ伊勢丹で買うと、たぶん4000円はする量です。私はこれで作るのだ。

作り方はめちゃめちゃ簡単です。先に低温調理で熱を通してから、周りをフライパンで焼くだけ!
- お肉に塩、胡椒、にんにくなどのスパイスをたっぷり塗り込む。マキシマムで手抜きしてもOK!特に
- 味付けしたお肉をジップロックに入れて、冷蔵庫でしばらく寝かせる。一晩入れておくとGOOD。
- ポットにお湯をたっぷり沸かす
- お肉入りのジップロックを炊飯器の中に入れる
- 上から沸かし立ての熱湯を、お肉全体がかぶるくらい注ぐ
- 炊飯器のふたをして「保温」ボタンを押して、1時間待つ
- 1時間後、お肉を取り出して、オリーブオイルを適量ひいたフライパンで全面をこんがり焼く
- 粗熱が取れたらカットして、お好きなように盛り付けて食べる!
特にソースを作らなくても、お醤油とわさびで十分美味しいですぞ。

こちらにInstagramにアップした写真があるのでご覧ください(手順入りです)
以前はローストビーフが苦手でした。フライパンで焼いてからアルミホイルで包んで余熱で熱を通そうとしたり、電子レンジを使ってみたりといろんなやり方にトライしました。でも成功しているかどうか、カットするまで全然わからなかったんですね。ときには火が通り過ぎて、赤身ゼロなんてことも。これを高級肉で体験するとかなり萎えます。そこで、こういう安いお肉を使って練習したわけです。

ヒントは鳥ハムの作り方でした。試しに炊飯器の「保温」を使って低温調理してみたところ、何度試しても同じコンディションで仕上がるんです。加熱しすぎず、レア過ぎず、ちょうどいい! 仕上がりは肉全体にぼむぼむと弾力があります。
お肉の厚みが増えれば、その分加熱時間も調整しなくてはいけないと思いますし、炊飯器によっては保温温度が違うので、そのあたりは経験でカバーですね。
ちなみにうちのタイガーの炊飯器の場合、保温温度は約72℃だそうです。食中毒を起こしやすい雑菌を死滅させつつ、お肉の柔らかさを保てる温度でしょうか。お鍋に入れることで指定温度を保てる器具もありますが、家庭に一般的にある炊飯器の保温機能を活用するのが手っ取り早いですね。

813円分だと、薄切りできない自分の場合ローストビーフ丼2回分かな。あとは葉物野菜に、白いご飯に、卵の黄身。タレはわさび醤油。お好みでオリーブオイルをプラス。とってもリッチな気分を味わえます。そうやってふだん練習しておいて、クリスマスとか年末年始なんかはいいお肉使えば完璧!
うまくできなーい!と悩んでいた方、これほんと失敗しないんで、ぜひお試しください。