この記事の見どころ
ここでは、自分が気になっていた瞑想とマインドフルネスの違いやメリットについて、知識を整理しています。
風の時代に入って、スピリチュアル的なことに非常に注目が集まるようになりました。
潜在意識や引き寄せといったフレーズも飛び交うようになりました。その中でよく登場するのが瞑想やマインドフルネス。
なぜか。その理由をざっくりいうと脳の中をクリアにするということが望む未来、現実創造に大きな影響を与えるから。
人間は自分が知らないことは怪しいものと思いがちですが、瞑想やマインドフルネスが心身に与える影響はちゃんと研究されているんです。
結論からいうと、瞑想やマインドフルネスが心身への効果は計り知れないので、みんな習慣化したほうがいいと断言できます。
思考がぐちゃぐちゃしていたら、作る現実もその通りぐちゃぐちゃになりますもんね!
今、瞑想やマインドフルネスに注目が集まっている
昔はなんだか怪しい人がやるものというイメージがあったかもしれません。
しかし近年ではGoogle、Facebook、パタゴニアをはじめとして名だたる企業で「マインドフルネス」が導入されています。また、著名人やトップアスリートも1日に15分〜20分の瞑想を取り入れていることが紹介されています。
マインドフルネス瞑想を実践している著名人としては
こんな人たちも瞑想している!
- アップルの創業者スティーブ・ジョブズ
- マイクロソフト社の創業者であるビル・ゲイツ
- パナソニック創業者の松下 幸之助
- 京セラ創業者の稲盛 和夫
- 元アメリカ大統領 ビル・クリントン、妻で政治家のヒラリー・クリントン
- アル・ゴア
- プロサッカー選手の長谷部 誠
- 元プロ野球選手のイチロー
- シンガーのマドンナ
- シンガーのレディー・ガガ
- メディア王 ルパート・マードック
- ハリウッド俳優のヒュー・ジャックマン
一言で言えば、クリアな頭脳、インスピレーション(直感)、判断力、決断力、集中力、表現力を武器にしている人達が取り入れていることが読み取れます。
そしてこの「瞑想」が心身にもたらすものは、脳科学的な裏付けも進んでおり、「科学的に正しい脳の休ませ方」として「瞑想」のエビデンスが集まっているといいます
というわけで、書籍「始めよう瞑想」と「世界のエリートがやってる「最高の休息法」」の2冊を読んで分かったことを以下にまとめます。
「瞑想」とは頭の中を一旦からっぽにすること
瞑想は、散らかした作業机の上を、一旦何もないように綺麗に片付けるイメージです。
頭の中のメモリ内にちらかりまくってる思考を一旦クリアにして、また仕事をしやすくする感じとも言えるかもしれません。
デスクトップがアイコンでギッシリうまったパソコンは、何がどこにあるのかわからなくなって、むしろ使いにくいですよね。それを一旦全部なくしてしまったらどうでしょう。また使いやすくなります。
頭の中でそれを行うのが「瞑想」と考えるとよさそうです。
一説によれば、人は1日に6万回も思考していると言われています。
だいたい考えていることといえば、過去の嫌なことを思い出して反芻していたり、将来の支払いについて悩んだり、こんなことしたらこんなこといわれるんじゃないかと妄想して悩んだり・・・ということが多いのではないでしょうか。
これが夜寝る前に起こると眠れなくなって、余計ネガティブになり、体調不良の原因になるというのは誰もが知るところでしょう。
そんなときにやるといいのが瞑想というわけですね。無心になる、無我になる、ともいわれます。
瞑想と宗教は関係ない
「始めよう瞑想」によれば、もともと瞑想は「心の修行」のために行われていたもののようです。
悟りを開く前の仏陀が行ってた瞑想修行「ジャン」(パーリ語)が、中国に伝わって「ヂャウ(定)」になり、日本に伝わって「禅」になったといいます。
瞑想というと宗教と結びつける方もいそうですが、そもそも仏陀が悟りを開く前から行っていたことですし、瞑想することそのものに宗教との関連性はありません。
むしろ、働き過ぎてオーバーヒートしている脳に本当の休息を与える手段として注目させています。
瞑想すると脳が休息する。脳が変わる。
瞑想なんてしなくても、ただぼーっとしているだけで脳は休まると思いがちですが、実はそんなことはありませんでした。
「世界のエリートがやってる『最高の休息法』」では「むしろエネルギーを消耗し続ける可能性がある」としています。
脳の消費エネルギーの大半は、デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)という脳回路で使われており、その消費量はなんと脳の消費エネルギーの60〜80%にも及びます。
このDMNは、内側前頭前野、後帯状皮質、楔前部(けつぜんぶ)、下頭頂小葉などから構成される脳内ネットワークのことで、意識的な活動をしていないときに働きつづけるものだそうです。
ぼーっとしていてもDMNは働きつづけているので、脳はどんどん疲れていくのだそうです。
そして脳を本当の意味で休息させるために必要なのは、このDMNの活動を抑えることであり、イェール大学の研究者 ジャドソン・ブリューアーは「DMNの主要部位の活動は、瞑想によって抑制できる」と報告しているのだそうです。
また、マインドフルネスを継続することで、脳を疲れにくい脳へと変えることができるともいいます。
「マインドフルネス」とは、脳の休息法の総称
では、「マインドフルネス」とはなんでしょうか。
それは疲労の原因が「脳」にあるという科学的なエビデンスに基づいて考えられた、「今ここ」「今この瞬間」の自分の状態を客観的に観察することで行う「脳の休息法」の総称です。
もともと東洋の瞑想が源流にあるようですが、科学的な視点でその効果を検証し、目的がしっかりあって、そのためのメソッドも用意された、西洋版のメンタルトレーニングと言えるかもしれません。
「今ここ」「今この瞬間」というフレーズを聞くと??となりますよね。
よく考えると、悩みやストレスの原因のほとんどは、過去や未来にあるんです。
過去のことを思い出してクヨクヨしたり、起きていない未来の心配をしてネガティブになったりすることで起きていると思いませんか。
過去の出来事、未来のネガティブな妄想、それにまつわる思考が絶えず働きつづけることで脳が疲労する。
だから「今この瞬間」に意識を集中させることで一旦思考の動きを止めて、脳のパフォーマンスを最適な状態に保とうというわけです。
「世界のエリートがやってる『最高の休息法』」では、脳の疲労を解消する7つの休息法として、以下の7つの方法が紹介されています。
ポイント
- とにかく疲れているときーマインドフルネス呼吸法
- 気づくと考えごとをしているときームーブメント瞑想
- ストレスで体調がすぐれないときーブリージング・スペース
- 思考のループから脱したいときーモンキーマインド解消法
- 怒りや衝動に流されそうなときーRAIN
- 他人へのマイナス感情があるときーやさしさのメッタ
- 身体に違和感・痛みがあるときーボディスキャン
この中の「マインドフルネス呼吸法」が、いわゆる「瞑想」に相当します。
「瞑想」と「マインドフルネス瞑想」の共通点・違い
マインドフルネスが「今ここ」「今この瞬間」の自分の状態を客観的に観察することで行う「脳の休息法の総称」なのに対して、「瞑想」はあたまをからっぽにする手段、行為そそのものを指します。マインドフルネス側からの視点では、中に含まれるといえそう。
「マインドフルネス瞑想」「マインドフルネス呼吸法」といった場合、マインドフルネスのために行う瞑想のことを指します。
東洋的な禅を意識した「瞑想」、ヨガの瞑想、「マインドフルネス瞑想」では、具体的なやり方には多少違いはあるものの、
瞑想とマインドフルネスの共通点
- 静かな場所に座る
- 背筋は伸ばし、リラックスする
- 自然に目を閉じる
- 鼻で深くゆっくり呼吸する
- 呼吸に集中する。
- 頭に雑念が浮かんだら、呼吸に意識をもどすことを繰り返す
- 時間は1分から。だいたい15分くらいが目安(集中力の関係もある)
という点では同じであり、そこから生まれる効果も同じです。
違いがあるとすれば、呼吸の仕方、印を結ぶ(指で輪っかを作る)かどうか、マントラを唱えるかどうかなどの作法でしょうか。
印を結ぶ理由として、「始めよう瞑想」では居眠り防止をあげていました。
指が離れる感覚で自分が寝そうになったことがわかるためだそうです。
寝る目的での瞑想ならいいですが、頭をクリアにする目的だったら、寝てしまったら瞑想している意味がないですからね。
「瞑想」の効果・メリット
「瞑想」の効果は、ひとことでいえば、脳がスッキリすることによる恩恵なので、想像しやすいのですが、「はじめよう瞑想」では、集中力、発想力、記憶力、企画力等さまざまな機能が格段に向上するとしていました。
スッキリしてストレスがなくなるので、睡眠にもプラスの効果があり、メンタルケアにもいいようです。
寝る前どれだけリラックスできているかというのは、睡眠の質を上げるうえでとても重要なポイントです。
また、個人的にも横になった状態で瞑想し始めると、確実に寝落ちするという効果も実証済。
マインドフルネス呼吸法でも、
マインドフルネス呼吸法の効果
- ストレス低減
- 雑念の抑制
- 集中力・記憶力の向上
- 感情のコントロール
- 免疫機能の改善
が上げられています。
これはやらないのはもったいないです。
再起動して、余計なプログラムが終了し、メモリーがクリアされて、ハードディスクの中もデフラグされたパソコンがどれだけ快適に使えるか!
「瞑想」は人間の再起動スイッチを押すようなものかもしれません。
「引き寄せ」「現実創造」への影響
引き寄せで有名な集合意識「エイブラハム」は、1日15分の瞑想で人生が変わってくると言っています。エイブラハムも瞑想を勧めているのです。
人はどうしても過去を思い出して悔やみ、起こってもいない未来のことを想像して心配するということを繰り返しています。
呼吸に集中するというのは、今その瞬間に意識を向けることの積み重ね。
今感じていることが現実になるのが未来(=引き寄せ)。
つまり、今に意識を向けること=未来の創造なんですね。
呼吸に意識を集中して穏やかでいるということは、その波動と同じ未来が現実になるということです。
著名人による瞑想解説
浅見帆帆子さんによる瞑想体験
幸せな小金持ち 伊木ヒロシさんは、瞑想のプロだそうです。
メンタリストDaiGoさん。
瞑想のやり方解説、誘導動画
住職が誘導します。つまりガチ「瞑想」です。
瞑想を学べる書籍
瞑想をサポートするデジタルデバイス
瞑想といえば脳波。これを測定し、スマホのアプリで管理できる製品があります。
こちらの製品、たしか数年前、ラスベガスで開催されるCESで見かけました。類似品をデモブースで体験もしておりました。脳波から瞑想中にどの程度リラックスできているかなどをチェックできた記憶があります。
でも同時はまだ瞑想の効果についてまったく理解していなかったので、体験してもフーン(´ι _` ) というリアクションしかできなかった・・・。
悔やまれます!
今なら使ってみたい1品です。
瞑想をサポートする音楽・誘導
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