誰とはいわないですが、分かる人には分かるかも知れないこの方。
ご本人の許可を得て撮影・レポートさせていただいております(笑)
ひらがなレッスン継続中
プライベートレッスンももう6回? 7回? だんだんわからなくなってきましたが、今日もがんばってひらがなの練習をしました。
ゆっくり、焦らず。
前回50音すべてが一応終わったのですが、途中から、ひらがなを1文字練習したら、その文字が入った既習のひらがなで書ける単語もセットにして練習しています。
からだの一部を指して、それを書いてもらう「これなんだ?」シリーズは結構ウケてます(笑)
体の部位など、ふだん生活でなかなか登場しない名称は知らないこともかなり多いようで、
「ここなんて言いますか?」
「うう〜ん。知らない」
「え!ほんとに?」
「使ったことない」
という展開も多いんですね。
どっちがどっちかわからない「ひざ」と「ひじ」はミニマルペア(笑) ピュターンの嵐でございます。
「わ」が上手に書けたときはサムズアップが飛び出しました(笑)
そして今日は、これなんだテストのあと、特定のかなを覚えきれていないことが分かったので、あ行から全部書いてもらうテスト!
音では「あいうえお」や「あかさたな」は覚えているんです。だからそれを言いながら書いてくださいとお願いしました。
連続して書いてみると、やっぱり忘れているところでは手が止まり、アルファベットの筆記のクセが復活したりといろいろでしたが、ほぼ書けました!
ひらがながスムーズに出てくるようになると、「みんなの日本語」を使った文法の勉強に入ったとき、テキストが読みやすくなる。だから勉強しやすくなるはずなんですよね。
ご本人もそれを理解しているので、とても熱心です。
次回からカタカナも始めようと思いますが、毎回最初にひらがなを50文字書いて、これなんだテストをやる予定です。
書けるのは嬉しい!「を」は好き。かわいいから。でも「め」は嫌い!
どれくらい上達したのかというと、こんな感じです。
すごーい! ちょっと私もびっくりというか、とても嬉しい!
一番好きなひらがなかは「を」で、毎回思い出せなくて嫌いなのは「め」だそうです。今は「そ」も苦戦してます。「み」がまだ「アルファ(α)」っぽくなってしまうのも課題。
そうだ。次回「みそ」と「めそめそ」というオノマトペで練習してもらおうw
別件で文言のサポートもあったのですが、その際聞こえてきたフレーズをひらがなで書き留めていました。
「ひらがなでメモが書けるのは嬉しい! 電話で聞いたお客さんの名前、ちゃんと書きたいですね」
とご本人談。もう達成できはじめてました!
長音や無音化しやすいフレーズは苦手
ただ、やはり長音の聞き取りと、それをひらがなに置き換えるのはかなり苦手みたいです。
「おとーさん」と聞こえるけれど「おとうさん」と書く、みたいなものは軒並み長音部分が省かれますし、「とけい(時計)」が「とけ」になったりします。たぶん「えいが(映画)」を書いてもらったら「えが」になるはずです。
時計の「い」の部分は、超ゆっくり発音すれば「と け い」と言いますが、実際に発音すると「とけー(ぇ)」になりますよね。そして会話の中では確かにほぼ「とけ」と聞こえる。でも日本人はそれを「とけい」として聞き取ってる。でも彼には難しい!
このようなものは音に頼るだけではなくて、もうかなとビジュアルのセットで覚えてもらうしかないのだなと改めて思いました。
彼が一生懸命ひらがなから勉強していて、毎回上達しているのに刺激を受けた私は……私も英語勉強しなおそう! と思って「ロゼッタストーン」を始めたのでした(笑)
がんばろう!
あ。「がんばろう」も今度書いてもらおう。絶対「う」が抜けるはずだ……。
日本語は面倒くさいですね(^^;;;