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この冬の定番メニューは「きのこと魚介の鍋」で決まり!? ウィズコロナ時代に欠かせないビタミン、それは「ビタミンD」らしい!

ビタミンDとCOVID-19との関係が調べられている

どんな栄養素もバランスよく摂取しないといけないわけですが。今特に注目を集めそうなものがありました。

DHCの会報誌を見ていたら、とても気になる記事があったんです。「ビタミンD」が、ウイルスへの抵抗力を高め、感染予防に必須の栄養素だというのです。

記事の中では2つの文献が紹介されていました。

1つはMeltzer DO. JAMA Netw Open. 2020;3:e2019722
https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2770157

こちらの記事では、米国のシカゴ大のCOVID-19患者における1年以内に測定されたビタミンD値の調査結果を紹介。ビタミンDが足りない群は、足りている群に比べて感染リスクが1.77倍という結果になったそうです。

もう1つは「Raharusuna P. Patterns of COVID-19 Mortality and Vitamin D: An Indonesian Study.)」
https://emerginnova.com/patterns-of-covid19-mortality-and-vitamin-d-an-indonesian-study/

こちらはインドネシアの調査結果。COVID-19患者780名で血中のビタミンDの濃度と死亡率の関係を調ベたところ、ビタミンDが欠乏していると死亡率は98.9%、足りている場合は4.1%だったそうです。

DHCの会報誌では、このほかにも欧州20か国を調べた研究や英国の研究などの事例も紹介。いずれもビタミンD不足が死亡率を高めたり、重症化のリスクや予後不良を高める結果になっているとしました。

ビタミンDには骨の健康維持や免疫を高める働き、炎症を抑える働きがあると紹介。ビタミンDは炎症や血圧上昇に関するしくみに関与しているんだそうです。不足すると呼吸器感染症のリスクを高めるそうです。

ビタミンDは食事から摂取するほかに、紫外線を浴びることで皮膚からも合成できます。しかし、高齢者は食事も細くなりますし、皮膚によるビタミンD合成機能も低下するそう。また女性は日焼けによるシミを防ぐために紫外線を避けてしまいますから、やはり低下しがちだそうです。

コロナウイルスも怖いですが、年配の女性のビタミンD不足は骨粗鬆症にもつながるので、いろいろヤバいですね。

DHCの会報誌、侮れないんですよ〜!

ビタミンDとは

ビタミンDに関しては「日本人の食事摂取基準(2020年版)」をチェックしましょう。

https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000586561.pdf

この資料(PDF)によれば、主なビタミンDは、きのこ類に含まれるビタミンD2(エルゴカルシフェロール)と魚肉及び魚類肝臓に含まれるビタミンD3(コレカルシフェロール)に分類されるそうです。

ビタミンD2 とビタミンD3 は構造がちょっと変わるくらいで分子量はほぼ等しいので、現時点でまとめて「ビタミンD」として、摂取量の基準などを決めているようですね。

最新の2020年版では、1日あたり8.5㎍までとされています。

ビタミンDの働きとは? 不足するとどうなるの?

「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によれば、「ビタミン D の主な作用は、ビタミン D 依存性たんぱく質の働きを介して、腸管や肝臓でカルシウムとリンの吸収を促進すること」だそうです。

血中カルシウム濃度といえば骨や歯の成長があげられますが、神経伝達や筋収縮にも関連していますから、この辺りを正常に保つ働きもあるようです。

そんなビタミンD、不足するとカルシウムとリンの吸収率が減少して「小児ではくる病、成人では骨軟化症の発症リスクが高まる」としています。欠乏とはいえない程度の不足量だとしても、それが長期に渡ると「骨粗鬆症性骨折のリスクが高まる」としています。

このあたりの話に加え、現代では新型コロナウイルスへの感染リスクや、感染後の死亡率への影響が指摘されはじめているということですね。


ビタミンDを多く含む食品とは

では、ヒトはどのようにしてビタミンDを得ればいいのか。ずばり食事と日光浴(皮膚)

日光浴

でも日光浴の場合、紫外線量の違いなど地域によって異なるようですし、高齢者では合成力が低下するという話もあるようなので、一概にどうしたらとはいいにくそう。

一番確実なのは食事から栄養素として摂取することすね。

きのこ類にはビタミンDが豊富

きのこ類にはビタミンDが豊富

ビタミンDを多く含む食品としては、ダントツはきのこ類。続いて魚介類、卵類、乳類があげられます。

ビタミンDは脂溶性なので、油と一緒に食べるとよさそうです。

ビタミンDたっぷり! きのこ料理大好き!

私は最近多種かつ大量のきのこと鶏のもも肉のスープや、マッシュルームのサラダが大好き! スープにするときは鶏の皮も遠慮なく入れて旨みたっぷりにしています♥️

こちらがそのスープ。鶏もも肉に、椎茸、エリンギ、マッシュルーム、しめじ、舞茸などをざく切りにしてたっぷり投入。あとは水で煮るだけ! ものすごく出汁がでるので、味付けしなくてもそのまま食べられます! めちゃくちゃおいしいのでおすすめ!

きのこと鶏肉のスープ

きのこと鶏肉のスープ。

きのこと鶏肉のスープ。

きのこと鶏肉のスープ。

マッシュルームを生で食べるのも大好きで、サラダのときはオリーブオイルを回しかけたりしています。お味噌とマヨネーズもいいんですよねぇ♥️

あとは、この冬は魚介ときのこの鍋で決まりですかね!

きのこ鍋

きのこ鍋



					        
	
									
  • この記事を書いた人

麻鈴

永豊麻鈴(ながとよまりん) ビジネスネーム作成士(姓名鑑定士)、カタカムナ使命診断士、フリーランス日本語教師(420H養成講座修了、日本語教育能力検定試験合格、文化庁委託初任研修修了)/フリーライター(著書複数)/睡眠改善インストラクター

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