ついに現職日本語教師の公認国家資格への対応について、言語化されてきてるようです。
現役日本語教師のはま先生が、文化庁の議論をもとに動画を提供してくださってます。
また試験うけるなんて頭から湯気でそうw
ええーーーーーー!
日本語教育能力検定試験合格したのに、また試験うけるのーーーー!?
そして最終的に公認日本語教師は告示校へ配置って形になるのでは、と言われてるようです。
ヤバいっすね。。いやです、あんな辛い試験また受けるの💦
日本語教師養成講座もこの話題でもちきりになるでしょう。
私が通ってたときは、当時は今ほども話が進んでいなかったので、講座を担当しているベテランの先生たちからの情報(推測)だけが頼りでした。
その当時の先生方の推測では、告示校に一定期間勤務していたら経過措置で試験が免除になる可能性があるから(そのまま国家資格にシフトできるかもしれないから)、非常勤でもいいのでがんばって告示校へ入りましょう!ってアドバイスされたんですよね。
当時としてはギリギリの推測だったと思います。だから私も告示校への就職にこだわったという経緯があります。
今の検定試験は受けるべき?
特に今年日本語教育能力検定試験を受けようかどうか悩んでいる人は、悩み深まるでしょうね。だって合格してもまた同じような試験受けなくちゃいけないかもしれないってことだもの。
去年もそんな話があったんですけど、私は目先の就職も大事だし、合格者は試験をパスできる可能性にも賭けて受験しましたけど。
私の友だちは今年受験予定ですが、この動画を見てやる気が萎えてました(苦笑) 気持ち分かるよ・・・。
でも
- 勉強して知識を得ること自体は決して無駄にならない。
- 合格しておけば、もしかしたら免除になる可能性もなくはない。
- ぶっつけ本番で試験を受けるより、検定試験の受験経験はいい経験になる。
という3つの理由から受験したら!と励ましています(^^;
今の養成講座の教育実習は国家資格向きなのか?
教育実習に関してもどうなるかってことですけど、これ、どうなんでしょう。
告示校勤務が前提になると、今の養成講座の教育実習の中にはそぐわないものがある可能性大じゃないかって思うんです。
告示校の授業って、進学や就職を目指したカリキュラムがほとんどじゃないですか? てことは、そういう授業向けの実習を行うってことじゃないかと思うんですね。
私が養成講座で教育実習の担当教官を選ぶとき、ギリギリコロナ前で実習を見学させていただけたんですが、生活者向けのサロンみたいなスタイルのところもありました。聞くところでは教科書は使わず、「サジェストペディア」っぽい内容で、教案はほとんどないに等しいってやつでした。
生活者向けの地域教室ってイメージだったので、あれが告示校向けの教育実習に相当するのか? って思うと疑問に。
となると、養成講座を終えていても、告示校への勤務実績がない場合、相応のスキルがあるとみなされないんじゃないか・・・なんて思ってしまいます。
ちなみに私は「みんなの日本語」を使うゴリゴリの授業を行う先生でございました。
ほんと、翻弄されますね〜。