
というお話をします。
もともとフリーランスで21年間リモートワークだったはずなのに、「リモートワークできるように」って謎ですよね。
在宅ワーク歴21年から、ふたたびフルタイム勤務に
コロナの影響で、通勤からテレワークにシフトされた方も多いのではないでしょうか。
完全ではないにせよ、月に何日間は会社に来るけど、ほとんどは自宅でやっているとか、一部リモートでやってるといったハイブリッド型の方も増えてると思います。
かくいう私は、2000年にフリーランスになってから、つい最近までは「在宅ワーク」が基本でしたので、テレワーク?リモートワーク? 20年前からやってたね! って感じでした。
しかし実は6月より週に3日午後から通勤というアルバイトがスタートし、現在では朝10時から平日はすべてのフルタイム勤務になっているのであります。
ここでテレワークとリモートワークと在宅ワークという3つの言い方の違いが気になりませんか(笑) 何が違うのか? と。
そんな方にはこちらの記事が参考になるかもしれません。
要するにテレワークの中にリモートワークや在宅ワークが包括されており、場面でちょっと使い方が変わるって感じですかね。私の周りでは「リモート」と短縮して言われることが多い気がします。
さて。
アルバイトですので、通勤はマストという契約でした。
ですから、コロナの感染者数がうなぎ上りなときも、ぎゅーぎゅー混雑する車両は避けて各駅停車を選ぶとか、下りたら必ず手を消毒するなどしつつ、極めて慎重に対策しながら通勤しておりました。
それでも
リモートでできたらいいなぁ♪
という憧れはありました。
突然リモートワークが実現した理由
それがあるとき突然リモートワークが実現しました。
理由は右膝を怪我して、ほとんど歩けなくなってしまったからです。
走ったら右膝の裏がピキっ!と言いまして、激痛に。単に筋肉的な問題かと思って、傷めた日の翌週はびっこを引きながら1週間通い詰めました。
会社まで徒歩12分くらいあるので、傷めてしまった膝にはかなり負担になったのは事実のようで、治るどころか悪化するばかり。
当初はどうせ病院にいってもシップとロキソニン処方されるくらいだろうから、無駄だろうと思っていたのですが、痛みが限界になり、しかも心なしか腫れているので、ついに病院に行くことを決意。
午前半休をとって病院にいったところ、筋肉ではなく関節の軟骨がすり減ったことが原因と言われました。
その午後、またがんばって通勤したのですが、会社でトイレに行くのもしんどいほどの激痛で、帰りはいつもなら会社から家まで40分で帰れるところが、1時間以上かかるほど。痛さのあまり牛歩戦術状態になり、さらにときどき立ち止まったからです・・・。
このまま通勤できないと仕事にならないと思い、病院で松葉杖を借りることにしました。練習もしたほうがいいと思ったので、翌日は仕事はお休みです。
松葉杖なら少し歩きやすいことを確認し、階段の上り下りなど注意点も聞いていざ通勤! のはずだったのですが。
なんとその翌日はにわか雨予報。
路面が滑る場所で松葉杖使ったら転倒の恐れがありますし、傘+松葉杖 ってただでさえ足を痛めてバランス悪いのに荷物増えて混雑時はもう・・・・・・と考えたら
「すみません。雨でかくかくしかじかなので、今日もお休みさせてください・・・」
というほかありませんでした。。。・゚・(ノД`)・゚・。
その日の天気予報で通勤できるかどうか左右されるって、めちゃくちゃ効率悪いですし、何より会社にしても天気を理由に欠勤なんてどうなのってなりますよね(苦笑)
すると、会社が柔軟な対応をしてくださいまして、期間限定で自宅で仕事してもよいことになったのです。
仕事が接客業ではなかったことも幸いでした。
ちなみに会社の事務所を訪問しての出張日本語教室もお休みさせてもらい、先日は実験的にリモート対応にさせてもらいました。
リモートワークになったら、夜間の中途覚醒がなくなった!?
環境を整えて、在宅業務を再始動できたのは10月29日の午後から。
今日は文化の日でお休みなので、まだ実質2日間半だけです。
しかし、私は自分のちょっとした変化を見逃しておりません。
それは、リモートワークがOKと決まってから、夜間または早朝の中途覚醒がなくなったようなのです。
これまた人体の不思議なんですが、朝からのフルタイム勤務がスタートしてからしばらくすると、4時間半くらい眠ったところで一旦目が覚めるようになっておりました。ときには3時間くらいのときもあります。
毎朝6時半に起きているのですが、就寝時間がちょっと遅くなったときは、5時半くらいの早朝覚醒になることも。
このときの残念感といったらありません。
残りあと1時間で起床だし、何よりそのタイミングで起きると眠気とだるさが残ってしまって実によろしくない。かといって、5時半に起きたら睡眠不足なわけで、どちらにしてもいいことはまったくないのです。

なんて思っておりましたが。
リモートワークが許可されたとたん朝まで寝ていたというのは、中途覚醒の原因が
「ストレス」
である可能性が浮上しました。
フルタイムになる前から朝6時半に起きて、軽く掃除して、純ちゃんの朝の瞑想会に参加するというのは習慣化していたのですが、今は身支度して、ときに洗濯してからお弁当を作り・・・というのが毎朝のルーティンとして加わりました。
楽しんでいるつもりでも、やっぱりどこか無理があったんでしょうか。
さらに、午後から行くより朝のほうが通勤で電車が混雑するというのもストレスの1つになっていたのかもしれません。
体から分かりやすい反応がでました(苦笑)
リモートワークと睡眠改善は相性がよさそう
21年在宅で仕事していた自分でも、雇用される身でのリモートワークはとても新鮮です。
雇用される身としてのリモートワークを経験することになって感じるのは、
いいことが多い・・・!
ということです。
冒頭で紹介した記事でも「リモートワークの従業員側のメリット」が挙げられていますが、ほんとだ〜〜〜!と実感してるところです。
特にやる気はあるのに、怪我で通勤できないため働けなくなった、という部分をリモートワークでカバーしてもらえたというのは本当にありがたいことでした。
あと、やはり通勤時間がまるごとなくなること、お弁当の準備が不用になることで時間に余裕ができました。
自分だけで決められることではないと思いますが、できる人は絶対経験したほうがいいと思います。
たとえば肩が凝りすぎていると、むしろ不調に鈍感になってしまってわからないというのと同じように、不調であることが当たり前になっているとき、自分の体は問題ないと思っているかもしれません。
でもリモートワークしてみたら解放される部分がでてくるかもしれません。改善のチャンスです。
特に睡眠の問題はカバーできることが多そうですよ!
第一に睡眠時間が1時間余分に確保できそうじゃないですか。
それだけでも画期的だと思うのですが、睡眠って、本当にメンタルの影響受けやすいんです。じわ〜っと心の奥底で感じている不満がストレスとしてネガティブに作用しがちです。
仕事内容はきっちりやるとしても
明日から満員電車に乗って会社に行かなくていい!
となったときの体の変化、ぜひチェックしてみてください。
これまで睡眠に問題があると感じていた方は、リモートワークをきっかけに、改善に取り組むのはいいですね。生活習慣と寝具は最初に見直しやすいポイントだと思います。
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参考【自宅にいてもオフィス感!】在宅ワークで集中力が高まりそうな仕事場風のホワイトノイズいろいろ
「環境音」ががらりと変わったのでは? 長年在宅ワークしているフリーサンスならいざ知らず。 コロナの影響で突然在宅ワークになった方は、机、椅子、OA機器の有無を含め、そもそも仕事しやすい環境だったわけで ...
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リモートワーク実現の後押しになりそうなクラウドサービス「ステイプル」
ついでなんですが、ご紹介した記事のブログって、クラウドキャストという会社のクラウドサービス「ステイプル」というもののオウンドメディアなんですね。
よく見ると、この「ステイプル」というサービスは、会社に行かなくてはいけない要因となる、昔ながらの事務作業「経費精算」のための「書類作成」をなくしてくれるサービスだそうです。
1ヵ月分たまった領収書を提出するために、1枚ずつ用紙に貼って提出している企業って、今どのくらいあるのでしょうか。
提出するほうも、それを事務的に処理するほうも会社から離れられなくなるという、実に残念なタスクじゃないでしょうか。
ステイプルを導入すると
- 経費精算はすべてスマホ含めたオンラインで即時できる(領収書やレシートを写真に撮って送信)
- VISA取扱店で使えるデビッドカードが1枚単位で支給され、それに経費をチャージして従業員が使えるようになる(クレジットカードじゃないので導入のハードルが極めてひくい)
- 経費として必要な金額が足りない場合は、オンラインで申請することで速やかにチャージされる(これも受け手である管理側の対応スピード次第ですが)
- 経費はステイプルカードから使うことで履歴がきっちり残るため、不正利用を防げる
- 従業員は一時立て替えをしなくて済むので、急にまとまった金額の旅費などが必要になっても困らない
などなどのいいことがあるようです。
リモートワーク導入を検討されている方はぜひチェックしてみてください♪