サムイ島の外食エントリーを書いているとき、猛烈にタイ料理が食べたくなってしまい、グリーンカレーを作り出したりしてました。
そのうち「どうせならタイ米で食べたほうがもっとタイ料理感を味わえるんじゃ!」と思うようになり、スーパーでレトルトの「ジャスミンライス」を購入。
食べたらその香りとおいしさにノックアウトされ、自宅でも炊きたいと思うようになり、今度はネットで米粒状態のジャスミンライスを2kg購入。
それでお気に入りのカルディの「海南鶏飯」を作ってみたら、めちゃうまかったよ〜! というエントリーがこちらになります。
関連記事:おうちで簡単カオマンガイ!KALDIの「海南鶏飯」を食べてみた
レトルトとお米の2種類のジャスミンライスを購入
最初に購入したジャスミンライスはこちらになります。
レトルトパック。サミットでは1パック198円で売られています。
レトルトなんで、レンジで温めるだけなんですが、封をあけたときの香りのすごさに秒殺されてしまいました! しかもつやっつやのぷりっぷり。つやぷりなのに、ぱらっとしてて、ほんとカレーに合う。(オノマトペ多いなw)
ええー! こんなのタイでも食べなかったよ!ってびっくり。
それもそのはず。ジャスミンライスはタイでは「カーオ・ホーム・マリ」と呼ばれており、高級で輸出用だそうです。自分たちが日常的に食べるものじゃなかったんですね。
フードコートで出てきたタイ米が、香りはほとんどしないし、ボソボソしてたのもうなづけます。
自分でも炊きたい!と思って購入したのはこちらのお米です。
弁ちゃん印のジャスミンライス
※同じパッケージデザインのお米は見つけられず・・・・・・。
レトルトのジャスミンライスは香りがすごい!
レトルトのジャスミンライスを食べてみて驚いたのは、とにかく香りがすごいということです。
電子レンジで温めている段階から香りが猛烈に立ち上ります。封をあけたときの香りが強いんです。今のところ自力炊飯の比ではありません。
また、鍋や炊飯器での炊飯とは違ったツヤやもちもち感があるのも特徴です。
香りと味、食感、手軽さをとことん堪能するなら、炊飯するよりもレトルトパックのジャスミンライスを買ったほうがおすすめ。
カオマンガイみたいな炊き込みは無理ですが、カレーでそのまま食べるには超便利です。
あの香りはジャスミンの花の香りではない!
「ジャスミンライス」って名前からするとジャスミンの花の香りがするんじゃないかと思われるかもしれませんが、違います。
香りとしては、香しいポップコーンや茹でた枝豆などに近い感じかな。
ジャスミンライスについては、タイ香り米のサイトやWikipediaが詳しいですが
ジャスミン米はイネ Oryza sativaの品種である[6]。「ジャスミン」という名称は(「香り」ではなく)ジャスミンの花のように白いこの米の「色」を指している[7]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%B9%E3%83%9F%E3%83%B3%E7%B1%B3#cite_note-7
ジャスミンの花のように白いのでジャスミンライスと言われてるだけだそうです。
稲の段階から香るっていいますが、畑の周りに行ってみたいですね。
ジャスミンライスに普通の炊飯器はちょっと合わない
ジャスミンライスの炊き方はタイ香り米のサイトが親切です。
- 電子レンジ
- 炊飯器
- フライパン
- 壺の湯取り
いろんな炊き方があるんですね。炊飯器の場合は早炊きが勧められていたので、一番手軽そうなんでチャレンジしました。
2カップ入れて、水は炊飯器の目盛りよりやや少なめにしてスイッチオン!
炊飯中はとにかくその香りが湯気とともに広がって、本当に幸せな気分になりました。
が!
炊飯が終わってふたをあけてみたらなんと! 大事な香りがほとんど残っておらず、しかもお米はボソボソした感じという残念な結果に。
日本の炊飯器は日本のお米を美味しく炊くことにフォーカスしているので、質の違うタイ米には向かないのかもしれませんね、特に最近のものは。
あれこれ聞いてみると、タイ米は鍋で炊いた方が美味しいとのこと。炊くというより煮てから蒸らすという感じ。壺の湯取りと同じ原理です。
カルディでも少量に小分けされたタイ米が売られていますが、自分で炊くなら鍋を使ったほうが美味しくできるはずです。
カルディの「海南鶏飯」は炊飯器ベースだけどどうする?
困ったのは、カルディの「海南鶏飯」。これをジャスミンライスで食べたいけれど、炊飯器でポン!がベースになっている。
だったら鍋を2つ用意して、鶏肉を付属のスープの2/3くらいで茹でてから、ゆで汁と残りの炊き込みスープの素を使って炊いたらどうかしら? と思いました。
結果は大成功!
ジャスミンライス2カップ分に対して、2.5カップ分の水で鶏もも肉を煮込み、ゆで汁全部(全部で十分のはずだけど、一応軽量カップで2カップ分確認)を使って鍋炊飯。
沸騰したら中弱火にして10分くらい。その後パチパチ音がし出したら火を止めて、そのまま10分くらい蒸らしてみました。
アルデンテのおいしいジャスミンライスができました!
ただし、鶏肉のゆで汁で炊飯したせいか、ジャスミンライス特有の香りは弱めになりました。
海南鶏飯(カオマンガイ)がめちゃうまに!
炊飯器だったら全部入れてスイッチポン!のところ、茹でると炊飯の2工程という手間になってしまいましたが、それをヨシとするおいしい海南鶏飯(カオマンガイ)と対面できました。
1度に3〜4人分できるので、温め直して作っているうちにサラダが増えて、いつしかBAKE OFFの森のガパオライス風の「森のカオマンガイ」(パクリ)に。
フライドオニオンを散らして、サラダに食感を出してみたり♪
確かに炊飯直後は鶏肉に香りが負けてましたが、電子レンジで温め直したとき、都度あのジャスミンライス特有の香りが楽しめました。
こんなご飯を自分で作って食べられるなんて幸せ!
ジャスミンライスを炊くなら、糖質カット炊飯器「シェンミ」がおすすめ!
鍋で炊くジャスミンライス、本格的な感じがしていいのですが、炊飯器に慣れた生活をしていると、やはり炊飯器に任せたいですね。お任せして美味しく炊けるものはないかと探したところ、ありました。
糖質カット炊飯器のシェンミです。
シェンミでの糖質カット炊飯の方法は、煮てから煮汁を分離して、残りを蒸し炊きにするという方法。これがジャスミンライスの炊き方に似ており、美味しく炊けるようです。
最近の炊飯器では通常炊飯が1時間近く、早炊きでも40分というものが増えている中、シェンミの糖質カット炊飯機能を使うと、わずか22分で炊飯できるというのもポイント。
炊きすぎないおかげで本来のおいしさがキープできるような気がしています。
シェンミについてはこちらで詳しくレビューしているので、ぜひ参考にしてください。ジャスミンライスも炊いています。